この記事では、映画「童貞放浪記」のあらすじや濡れ場シーンについて紹介します。
この作品は、小谷野敦の自伝的小説を実写映画化したものです。東大卒で大学講師のエリートが、童貞であることのコンプレックスを抱きながら悶々とした日々を送ります。
見どころとしては、男性なら共感してしまう妙にリアルな童貞演出を楽しめる点です。濡れ場シーンでの必死さやトラブルは、見ているこちらが「分かる、、、」と心をギュンとさせられるものでした。
一部ネタバレも含んでいますが、この映画を見ようか考えている人はこの記事を参考にしてみてください。
映画「童貞放浪記」のあらすじと私の感想
| 公開 | 2009年3月1日 |
|---|---|
| 原作 | 小谷野敦の実体験ベースの小説 |
| 主要キャスト | 山本浩司、神楽坂恵 |
| 年齢制限 | R15+ |
| 視聴時間 | 98分 |
あらすじ「序盤・中盤・後半・結末」
ストーリーを序盤・中盤・後半、そして、結末（クライマックス）の４つに分割して解説します。
序盤のストーリー
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
金井淳（山本浩司）は東京大学出身で、大学の講師をしていました。一見、順風満帆な日々を送っているようでしたが、金井は三十路で童貞、女性とは縁のない日々を送っていました。
童貞コンプレックスを持つ金井は、人生で初めて風俗を利用することを決意します。初めての女性との触れ合いや、キスに戸惑いながらも楽しみますが、風俗嬢のフェラにより一瞬で果ててしまいます。（結局、童貞を捨てられず。）
ある日、研究会で大学院の後輩である北島萌（神楽坂恵）と運命の再会を果たすことに。研究会後の懇親会では、萌が金井に話題を提示したことで話が盛り上がります。しかしそれ以上の発展はせずに懇親会は終了。
後日、金井が懇親会の話の延長として、萌に電話をかけます。はじめは気まずい雰囲気になるも、徐々に会話が盛り上がり5時間も話し込んでしまいました。その後も二人は電話で親交を深め、デートをする関係へと発展します。
中盤のストーリー
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
2回目のデートの最中、萌が「私まだ言ってないことがあるんです」と金井に話します。つづけ様に萌は、以前付き合っていたイギリス人を追うために、（元彼のイギリス人がいる）アメリカに留学することを金井に告げます。
金井はその事実に衝撃を受けるも、自分の心境（萌が自分にとって特別な存在であること）を手紙につづります。そして、萌に電話で愛の告白をし、再び会う（お泊まりデート）約束へとこぎつけます。
デート当日、金井は念のためコンドームを購入するも、萌はたまたま生理日でした。金井はその事に露骨なほどショックを受けますが、そんな金井の手を萌は優しく握ります。
萌の生理痛を和らげようと、金井がお腹をさすると、二人とも段々とエッチな気分になってしまいます。そして、そのまま電気を消し、生理中でも出来る範囲での前戯を楽しみます。
終盤のストーリー
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
後日、今度は金井が萌の家にお泊まりに行きます。萌の家は秋の留学に向けて、ほとんど荷物がない状態になっていました。金井は萌が居なくなってしまうことをシミジミと感じます。
そこで金井は萌に、自分が「童貞であること」「今夜のセックスはリードして欲しいこと」を素直に伝えます。
その夜、萌にリードしてもらいながら、順調にセックスの手順を踏んでいきます。しかし、重要な役目のチンチンが挿入時にすぐ萎んでしまう（緊張のあまり）。何度もトライするも、最終的に萌の方からセックスを断念してしまいます。
金井は、萌がアメリカから戻ってきたら一緒に暮らすことを提案します。しかし萌は今後のことは分からないと曖昧な返答、、、。金井その夜、結局童貞を捨てられずに終わってしまうのでした。
結末（クライマックス）
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
萌と金井は留学前に、最後にもう一度会うことになります。しかし、萌は不満げな様子。萌は金井に「あなたはしたいだけ（童貞を捨てたいだけ）なの？」と問います。真意を突かれタジタジになっている金井に愛想を尽かし、萌はその場を去ってしまいます。
その後、二人は再度会うこともなく、萌はアメリカへ留学。金井はアメリカにいる萌に、（童貞であったばかりに）萌と繋がれなかった後悔を手紙に綴ります。萌の元には、金井からの手紙が何通も届いてました。萌はその手紙を一通も読まずに、棚の中に入れてしまいます。
萌と繋がれなかった金井は、再度（風俗店で）童貞を卒業することを決意。しかし、萌の時と同様に挿入時にアソコが勃起せず、結局嬢の手コキで一瞬でイッてしまいました。
すぐに射精してしまった金井に嬢は「変態」と吐き捨てます。金井はそれに対し「変態じゃないです、、、まだ、、、童貞です」とつぶやき、物語は終了します。
実際に視聴した個人的な感想
タイトルから面白そうなのが伝わってきましたが、本当に（笑い的な意味で）面白い作品でした。ただの勇気のない童貞ではなく、エリートだけど童貞という設定だからこそ、周りくどい感じがして良かったです。
しかし、面白いが故に濡れ場シーンも全てコメディとして見てしまい、ストーリーに没入できるような作品ではないかと思います。
映画「童貞放浪記」の濡れ場シーンを紹介
残念ながら主人公が「童貞」であるため、ハードな濡れ場シーンはありません。ただ、甘酸っぱい学生時代のようなエッチシーンと神楽坂恵の豊満なおっぱいを堪能できます（笑）
北島萌（神楽坂恵）の濡れ場
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
生理中にも関わらず欲情してしまい、前戯を楽しむシーンです。自らパジャマを脱ぎ、金井に荒々しくおっぱいを舐められ興奮します。
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
金井と萌がセックスをするシーンです。金井は今から行うこと（童貞卒業）を思いながらも、夢中で萌の裸体にむしゃぶりつきます。
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
童貞である金井を萌が優しくサポートします。付け方の分からないコンドームを萌が優しく装着し、挿入するも緊張で金井のチンチンはすぐにションボリしてしまいます。
風俗嬢（結城リナ）の濡れ場
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
金井が初めて風俗を利用するシーンです。初めてのキスに戸惑いながらも見よう見真似で嬢とキスをします。夢中でキスをする金井に風俗嬢が「吸いすぎ」と怒ります。
小部屋の女性（速水今日子）の濡れ場
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
金井が小部屋の女性に手コキをしてもらうシーンです。他愛もない会話をしながら手コキをするも、金井の金棒は全く大きくなりません。
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
金井が萌と初めてのセックスをする前に予習をしておこうと、女性器をじっくりと見るシーンです。女性器の名前を尋ね「知らないわよ」と言われます。
アミ（黄金咲ちひろ）の濡れ場
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
ストリップショーのサービスタイムを行うシーンです。手を消毒した客が、次々とストリップガールのおっぱいを揉みしだきます。
ローザ（冴島奈緒）の濡れ場
©2009「童貞放浪記」製作委員会より
ストリップショーにある個室でローザ（冴島奈緒）に別料金を支払い本番をお願いします。承諾を得た金井でしたが、結局勃起することが出来ず、ローザの手コキで一瞬で果ててしまいます。
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